Michigan GMBA 合格体験記

Michigan GMBA 合格体験記

留学先:ミシガン (Ross Global MBA Program GMBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
GMBA合格体験記 No.524

Michigan GMBA 合格体験記

合格校(進学校):
Stephen M. Ross School of Business at the University of Michigan (Global MBA Program)
1校のみ受験

バックグラウンド:

勤務先: 日系IT企業
業務内容 : Marketing Planning / Business Development / Sales
勤務歴: 5年
海外経験: 海外駐在(イスラエル 6ヶ月)大学留学(アメリカ 10ヶ月)
学歴: 慶應義塾大学経済学部卒業、GPA 3.0
スコア: TOEFL 100 (R:27 L:23 S:24 W:26)
GMAT 580 (V:22 Q:48 IR:5 AWA:4.0)

テスト対策:

TOEFL
帰国子女でない純ジャパの受験生は特に大変で時間がとられると試験だと思います。私の場合もTOEFLは70点からのスタートでした。某渋谷の予備校でTOEFLのフルパッケージ、100/105点突破セミナーを受講し、100点到達まで1年かかりました。自身が行った分野ごとの対策は以下です。

Reading:
単語と精読に力を入れました。単語力強化については、お馴染みの3800をLv.3-4まで覚えましたが、2冊目として使った、「TOEFL(R)テスト ボキャブラリー+例文3900 (留学対策シリーズ)」は特に有用で、実際にテストで出てくる単語は全て網羅されている印象を持ちました。最初からこちらの単語帳を選択しても良かったと思いました。精読はTPOを利用し、各パラグラフの要旨を徹底的に理解する練習を反復して行いました。会社の昼休み中は毎日行い、大変地道で負荷がかかりましたが、最も効果があったと感じています。

Listening:
自身の弱点で、もっと早く重点的に対策すればよかったです。諸説ありますが、私の場合は音声認識強化のDictationよりも、意味理解強化のためのShadowingにもっと時間を割くべきであったと反省しています。ReadingとListeningで点を稼ぐことは日本人受験生が100点後半を目指す上で必須かと思います。

Speaking:
英語で話すことに苦手意識を持っていなかったのですが、学習開始前は10点台でした。話す内容のChunk sizeを下げ、具体的な表現で自分が英語で話せる内容を落ち着いて、抑揚をつけて話せるようになってからは23点付近で点数が安定しました。渋谷某予備校の100/105点突破セミナーはTOEFLスピーキングで点数を取るためのエッセンス、または英語におけるコミュニケーションのコツを集中的に学ぶことができ効果的でした。

Writing:
学習を進めていく中で、実はWritingは点数を稼ぐことが比較的容易なセクションだと気付きました。TOEFL Writingは減点方式ということで、難しい英語表現を使わなくてもOKなので、いかにComputer採点に最初に減点されないかということが重要です。またIntegratedでは講義や会話が聞き取れていないと、どうしてもWritingの内容に影響し、重要なキーワードに触れていないと減点されるので、リスニング力の向上は必須だと感じました。28点をとったこともあったのですが、最終的には26点付近で安定しました。

GMAT
Global MBAでは職務経験、インタビュー、エッセイでの評価ウエイトがより高く、テストスコアに関してはGMAT600点という基準があったので、この点数付近に到達する戦略をとにかく考えました。結果的に目標レンジに達成した時点でテストの受験を終えたので、他のトップスクール受験生に比べ低い点で勉強も切り上げ、エッセイ、インタビュー対策に軸足を移しました。

Quantitative:
文系で数学に苦手意識を持っていたので、マスアカと中学・高校受験用の参考書をやり直しました。特に効果があったのは、神田のA英語学院のMath戦略クラスです。Mathに苦手意識があり(Max 49点を目指す方向け)には最適なコースだと思います。その後、同塾のMath演習セミナーを何回も受講し、本番レベルの問題への解答力を上げたと共に、試験時の対応力(解答するか、捨てて次へ行くかの判断)を備えました。試験前数週間は本番と同じサイズのPCモニターを購入し、Prepを毎日行うことで解答ペースを整えることに努めました。Qで49点前後を目指す方は、前半重視(自身は1Qの正答率が100%でした)を実現しつつも、解けない問題は見切ってあっさり捨て、タイムマネジメントを徹底しながら、解答できる問題を確実に正解していく精神力の強さが大事だと感じました。

Verbal:
3Qの正答率が100%でしたが、Quantitative同様、前半で正答率を上げ、高得点ゾーンをキープしていかない限り、Verbalも35点以上は狙えないと感じました。渋谷A塾の個別指導、神田A英語学院のRC・CR戦略は大変役立ちました。特にこのRC戦略は文章背景、RC独特の解答戦略の解説があり、当初全くもって太刀打ちができなかった私も受講後演習を繰り返していくことで、ある程度の正答率を確保することができるようになりました。

Essay対策:

カウンセラーのリサーチを行っていく中でInterfaceのホームページより、このTestimonialsを見つけました。Interfaceの門を叩いた先輩方のリアルな体験談から多くの勇気をもらったと共に、圧倒的な実績、カウンセリングの進め方、カウンセラーについて本音ベースの感想が書かれており、そのカウンセリングの方針に強いフィットを感じました。Interfaceにお願いすれば人生一度であろうMBA受験に後悔をしない結果が必ずついてくると確信したことが決め手でした。また固定枠コースでは毎週同じ時間にカウンセリングがあるので、仕事と勉強でリソースを取られてしまう中でも、出願までのペースがしっかりと作れるという点で、自身に理想なプランでした。幸運にも自宅からInterfaceまで徒歩10分とアクセスが良かったことも大変助かりました。

大ベテランのデバリエ氏はいわゆるTraditional(金融、コンサルティング、商社等)でない経歴を持つ、私のようなApplicantに対しても戦略的に出願校へアピールする術に精通しており、どのエピソードを採用すべきといったアイデア出しの議論において、明確に方向性を導いてくださり、とても心強かったです。またデバリエ氏は本質に真っ直ぐで、感じたことを直球でご指摘くださるので、効率的に執筆作業を進めることができ、大変助かりました。カウンセリング前に自身の考えや意見をはっきりとデバリエ氏に伝えるように準備をしてからカウンセリングに臨むことで、毎回のセッションが更に有意義なものになると感じましたので強くお勧めいたします。

またこれはこれで幸運だったのですが、デバリエ氏とエッセイの全体的な方向性が決まり、ドラフト作成に取り組んでいる中で、諸事情により担当カウンセラーがルクレア氏へと途中から変更となりました。対面式からSkypeでのカウンセリングへと変更となったので当初不安がありましたが、後からエッセイを推敲する際に、録画したセッションを見直すことができたり、また緊急対応で急なエッセイの添削が必要となった際に時差を活用して夜中に効果的に添削を活用していただけたり、有益なことが多く、何も不自由はありませんでした。

ルクレア氏は大変スマートでとにかく無駄がなく、本質をついた鋭いベテランカウンセラーでした。ルクレア氏と多くのディスカッションを楽しみましたが、時に中途半端な内容を提出すると、「こんな意味のない内容を書くな」と、強い口調でお叱りをいただいたこともありました。ルクレア氏は常に、核心に迫った重要なポイントを具体的な例と併せてアドバイスを下さるので、セッションを重ねるごとにアピールすべきメッセージラインが明確化され、エッセイの完成度が高まっていくのが分かりました。私が伝えたいことを深く理解した上で魅力的なエッセイに完成していく様子はまるで魔法のようでした。

結果的にデバリエ氏とルクレア氏の2人にエッセイを見ていただけたため、より客観性が高く、説得力のあるEssayに仕上がり、大変満足しています。

尚、私は9月頃にCampus Visitをしました。ビジットでは後に自身の面接官となる方やプログラム創設者である教授と面会しての直接アピール、在校生との交流、Class Visitの全てを行うことができました。このVisitを通じ、説得力のある自分オリジナルの意見とプログラムへの出願理由が持てたという点で大きな自信が生まれ、その後の出願プロセスでも有利と感じることが多く、価値がありましたので強くお勧めいたします。

インタビュー対策:

トレーニングはデバリエ氏とルクレア氏にお願いし、全部で6回行いました。ルクレア氏とのトレーニングで特に印象的だったのは、質問の表現パターンこそ多く存在するが、インタビューで聞かれていることは実は大きく分けて○個、そしてこの質問の真意は○○といったように、体系立ちインタビューの全体感を掴むアドバイスをいただけたことです。セッションが終わるたびに録音・録画ファイルを聴き直し、xmindというマインドマップが作成可能な無償ソフトを使い、質問パターンの整理とそれに使うエピソードのポイント、インタビューの全体構造を整理して、まとめていきました。

面接官に「彼は○○の人だ」と鮮明な記憶として残る明確な印象を与えることが重要だと伝えられ、デバリエ氏からは自身のアピールすべきポイント(メッセージライン)や刺さる言い回しなど、多くの超戦略的アドバイスをいただきました。またインタビュー中に自身が無意識で行っている改善すべき点など、辛辣ながらも、鋭くご指摘いただき、その厳格な模擬インタビューを乗り越えるごとに自然と自信がついていくのが分かりました。おかげで本番インタビューは練習時よりも緊張感が少なく、自信を持って臨むことができました。デバリエ氏は言わずもがなその道のベテランですが、同時に親のように常に温かい存在でした。思い出深いのは、トレーニングセッションに向けての事前準備を目黒の新しくできたStarbucksで行っていた際に、偶然にも隣の席に休憩中のデバリエ氏が座られ(笑)、気づいたら2時間程そのまま談笑していたことです。日本の未来、デバリエ氏が自身のキャリアで学んだ人生において大事なこと、またプライベートの話など、多岐にわたり議論、アドバイスをいただいたのを覚えています。

最後に

今までの生活を180度変え、自分に厳しく臨んだ1.5年間のMBA受験は犠牲にしたものが多く、プロセス半ばで何度も挫折しそうになりました。どんな苦境に立たされても、常に成功するイメージを持って前だけを向き、最後まで諦めずに愚直に進んでいく姿勢こそがMBA受験で大事なことだと強く感じています。

Essay、Interviewではルクレア氏、デバリエ氏に大変お世話になり、お二方のご指導なしには間違いなく合格はありえませんでした。そして小林さんを始め、スタッフの方々の手厚いサポートにはいつも助けられました。この場を借りて御礼申し上げます。最後になりますが、Interfaceの益々のご発展、皆さまのMBA受験が実り多きものになることを願っております。ありがとうございました。

以上

大学院留学 合格体験記
Michigan RossGMBA(ロスGMBA) Class of 2020