MIT Sloan MBA 合格体験記

留学先:マサチューセッツ工科大学合格体験記 (MIT Sloan MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.233






早いもので、留学を志してからもう1年半がたち、最初の授業がまもなく始まろうとしています。MBA受験は、相応の作業量と緊張感を強いる一大プロジェクトでした。受験を考える時期というのは、ちょうど仕事の上でも、人生においても大事な時期と重なる場合が多いように思います。これから始められる方にとって、私の経験が少しでも参考になり、受験準備の負担が減らせる一助になれば幸いです。



【バックグラウンド】

職務経験:コンサルティング5年、社費
GMAT: 720(V39、Q49、AWA4.5)
TOEFL: 283(L27、S28、R30、W5.0)
他合格校:UC Berkeley, Carnegie Mellon
他合格:フルブライト奨学金



【スケジュール】

2004/1 留学を思い立つ。GMAT、TOEFLを受けてみて、撃沈
2004/2-3 予備校情報・学校情報収集。受験計画を練る
2004/4 予備校のGMATコースを受講開始
2004/5 GMAT終了
2004/6 エッセイ開始
2004/7末 毎月受けていたTOEFLをようやく終了
2004/10 R1出願(MIT, UCB, CMU, Wharton)
2004/11 インタビュートレーニング受講開始
2005/1頭 R2数校出願(Stanford, HBS, Kellogg MMM)
2005/1 R1結果判明(MIT, UCB, CMU合格、Wharton W/L)
2005/3 R2結果判明(Stanford, HBS不合格、Kellogg MMM W/L)



【受験計画・情報収集】

●留学の目的

コンサルティング会社で電機、自動車、通信といった業種の技術開発や事業構築の仕事に携わり、日本のものづくりが依然、世界に誇れるレベルにあること、一方で、その潜在力を活かしきるためのマネジメントにまだまだ変革の余地があることを肌身で感じました。「技術立国再び」のお役に立ちたい、という目標を持つようになり、これまでの仕事を通じて個別に経験したことを理論を学びながら自分なりに整理しなおし、自分にできることを腰をすえて考えたい、というのが留学の動機の1つです。

また、当たり前のことではありますが、今後この仕事を続けていく上では知識や分析・洞察にとどまらず、人を感化し引っ張る能力がますます必要になると感じていました。試行錯誤と情熱に頼ってやってきましたが、一応の体系立ったリーダー教育を受ける機会として、 MBAが適しているかもしれないと考えました。

他方、学生時代にコンピュータの分野で研究者を志して勉強した時期があり、技術の原理原則をそれなりにかじっていれば、本当に重要な技術変化と単なるブームが見分けられ事業判断を誤らずにすむ、という実感をITバブル前後の仕事を通じて持ちました。留学後に技術の分野で仕事を深めたいこともあり、せっかくの留学中にあらためて、ビジネススクールの外でも科学・工学の前線に触れて最新動向に追いつきたい、という目的もありました。

●学校選び

出願する学校を考えるにあたって、要件と考えたのは以下のような点でした。

・テクノロジーマネジメントが強く、同様の課題意識を持った人が集まっていそうな学校
・できれば、MBAと工学分野のDual degreeの可能性がある学校
・活動の幅を広げたいので、MBAのワークロードが極端にきつくない学校

MIT は最も自然な行き先でしたが、調べてみるとMITでも通常のMBAプログラム以外にさまざまなDual degreeの選択肢があることが分かり、(例:LFM、SDM、Harvard Kennedy Schoolとのjoint program等)どこに出願するか、念入りに考える必要がありました。

また、のちにインターフェイスのお世話になることになり、デバリエ師匠に相談すると「少なくとも5校くらいでポートフォリオを組んで、リスクを下げるべき」ともっともな説得をされ、視野を広げてみると意外な学校に候補になりうるプログラムがあることが分かったりもしました。(例:KelloggのMMM、WhartonのMBA/MSE)

色々な学校の理念やカリキュラムを調べたり、在校生や卒業生から実際のところを聞いてみたりすることで、本命校を相対化してみることができ、自分とのフィットを考えたり、エッセイやインタビューで学校を褒めるのに使えたりと、とても有益でした。

加えて、学校への出願とは離れますが奨学金も検討しました。自分は分類上は社費ですが、休職扱い・学費は会社から貸与・生活費の大部分は自分で工面という仕組みになっています。進学先によってはDual Degreeで3年という計画でしたので財源に不安があり、支援の手厚さと理念への共感から、駄目元ながらフルブライトに絞って出願しました。

●予備校選び

1月に試しに受けてみたGMATが600(V:25)、TOEFLが257(L:23)。これを各々700、280に持っていくのにどれほど時間がかかるのか、予備校を4校ほど回って聞いてみました。

A校:「GMATは勘のいい人なら1ヶ月で伸びます。いろんな予備校でコースを持ってますが、オフィシャルガイドという過去問集があるので予備校の前に一度ご自分で勉強してみたら如何でしょう」

B校:「当校ではGMATは2ヶ月で講義と演習を一通りやって、早い人はそこでスコアが出ますので、取り敢えずは2ヶ月を目標にしてはどうでしょう。そこで点が出ない人向けには追加演習のコースもあります」

C校:「最低でも半年、基礎から上級までこれだけコースがあります。入会金はいくらで各コースはいくら。早速ですが来週から基礎コースが始まります。登録用紙はこちら」

D校:「かかる時間は本当に人それぞれで、出るまで続けるしかありません。ウチはネイティブが講師をやっていますので、まあ授業を見てみて下さいよ」

自分は独学する根性も半年続ける根気もないと思いましたので、試験についてはB校を信じてみることにしました。因みにA校はインターフェイスですが、この時の小林さんのお話から強いプロ意識とエッセイカウンセリングについての絶大な自負・自信が感じて取れ、エッセイはここでお世話になろう、とほとんど決めてしまいました。また、各校の話から全体を通じての出願作業のステップや各々にかかる時間の感覚が何となく掴めましたので、受験の線表を引いて仕事の線表と重ねてみて、両立に苦労しそうなところは先回りしてつぶせるように計画しました。



【GMAT】

●学習計画

どうしても夜半までかかる仕事のため、なんとか週末に仕事を持ち越さず、土日をフルに予備校の予習・復習に充てることと、試験で重要な時期にまとまった休みをぶつけて集中的に勉強することを考えました。

私が取ることにした2ヶ月のGMATコースは、前半に基本編として解法の講義、後半には実践編としてひたすら練習問題を解くという構成です。幸い、5月のゴールデンウィークは10連休の目処が立ちそうでしたので、4月に受講開始して前半と後半の間に連休をはさみ、解法を総復習するという日程が組めました。

●前半戦

結果、この10連休は非常に有効でした。GMATのVerbalで日本人が最も点を稼ぎやすいといわれるSCでは、取り組まれた方はお分かりの通り、微妙に正しそうに見える選択肢が複数ある場合に、GMAT的に間違いと見なす基準に明確な優劣の順位があります。予備校の教材を真面目に解いて、授業を聴き、講師に質問を重ねていくと、1ヶ月でルールは大方分かりますので、連休にはこれに則って残りの教材を先回りして解いたり、他の予備校のゴールデンウィーク集中コースにも行ってみたりして解法の定着を図りました。

インターフェイスのデバリエ師匠も含めて、GMATの解法については各校、含蓄のある講義をしてくれるのですが、B校前半1ヵ月分の基礎力があると、個別の解説がルール全体のどこにはまるのかがすっきり頭に入ってきます。そうでなければかえって混乱したのではないかと思います。

●後半戦

後半は、B校で引き続き細かい解法の引き出しを増やしつつ、毎日分量を決めてオフィシャルガイドを解き、時間と正答率を測っては一喜一憂し、確信を持って解けない過去問を絞り込んでは繰り返し解きました。また、連休の頭から、本番同様のつもりで週1回、GMATの公式サイトにあるPower Prepという練習ソフトをコンピュータ上で解きました。

このPower Prepは2回分の問題セットしか入っておらず、同じものを何度もやってもおそらく意義は薄いのですが、各セット2回目くらいまでは、初回と比べ正答率が高ければ難易度が上がり、違う出題になるので練習効果があります。後半4週間、演習をはさみながらこの2回×2セットの4回分を解いた結果は、 660→690→710→740でした。

受講前のスコアが600だったことを考えると、前半・解法の理屈だけでは充分なスコアには結びつかず、基礎を押さえた上での演習の量に比例して点が上がっていたことがわかります。4回目に合わせてオフィシャルガイドも一通り解き終えましたので、予備校の講義が1回残っていましたが本試験を受けたところ、無事720という結果が出ました。

●振り返り

周りでGMATで苦労した人を見ていると、いわゆる過去問を解き終わってしまったのにスコアが出ず、同じ問題を繰り返し解いても答えを覚えてしまっていて練習にならない、過去問以外の予備校オリジナル問題を解いても、正解の基準が本番と合っているのか確信が持てないといった具合で、勉強量に対して見返りがだんだん減ってしまう状況が見て取れました。GMATの準備をこれから始め、短期で終えたい方への私なりの助言は、「基礎が身についてから、純正の問題だけを、1問1問大切に解く」「必ず予備校の授業とシンクロして自習を進め、後にも先にも下手に勉強しない」というものです。

また、試しに1回受けてみる、というのはやはりお勧めしません。何も知らなかった私は、回数制限があるとか過去の点数履歴も学校側にレポートされるとかいうのを後で知り、激しく悔やみました。Power Prepはそれなりに実力を反映した結果が出ますので、上記4回のチャンスのうち1回目を初回の力試しに使うのが良いかと思います。



【TOEFL】

純国産の私は例に漏れず、リスニングに泣かされました。とはいえ、本物の聴く力をつけるにはやはり時間も根気も足りません。GMATと違って回数制限も履歴のレポートもないのを良いことに、ひたすら毎月受け続けてラッキー狙いで乗り切りました。(留学後に苦労するのは目に見えているのですが・・・)

とはいえそこは受験ですからテクニックらしきものはあり、これまたB校のTOEFLリスニング集中コースというのが役立ちました。インターフェイス以外の宣伝ばかりしてるようで心苦しいのですが、これは英語に自信がない人にはお勧めです。TOEFL英語に特化して耳を鍛える訓練もさることながら、仮に全く聞こえなかった場合でも選択肢を4つから2つくらいには絞り込める手法があります。例えば会話に登場するアメリカ人学生の典型的な人物像というのがあり(勉強が嫌い、お金はない、友達が困っていたら助けてあげる、など)、それに照らせば外れの選択肢を簡単に切れる、といった具合です。

たまたまLで27が出たのは5回目くらいでしたが、この時幸運にも、リスニングと作文以外(読解と文法)は満点で、計283点という好成績でした。これは、 Dual Degree狙いのため同時期にGREの勉強もしており、語彙が増えていたのが良かったのだと思います。TOEFLはGMATと違って強烈な独自ルールはありませんので、英語一般の地道な勉強はできるうちから始めておくことをお勧めします。



【奨学金】

フルブライト合格者は大学院生枠で今年は22人、うちMBA/経営学分野は2人だけで、これをいただけるというのは大変に光栄かつ身が引き締まる思いです。この出願プロセスというのはMBA出願と同様、テストスコアを出してエッセイを書き、面接を受けるといったもので、他に知恵を借りる先も思い当たらず、デバリエ師匠にMBAのエッセイより先に相談してみました。

MBA出願の練習も兼ねて、くらいの気持ちでドラフトを書いてみたところ「MBA の審査基準も分かっていないようだが、フルブライトの基準については更に分かっていない」と突っ返されました。これが噂に聞くデバリエ節か、と思いつつ話を聞いていると、審査側が求めるものは確かにMBAとは全く違っており、そこに訴えるよう話題を絞り込んで具体的に、かつ簡潔に書くべし、と、当たり前のようだが徹し切れていなかったポイントに気付かされました。

私が理解する限り、フルブライト奨学金はその趣旨からして、以下のような出願者を求めています。

1.米国留学の動機が明快で、かつ熱意が強い
2.実務者として技能を身につけるというよりは、学術的に意味のある研究を志している
3.草の根レベルで日米の相互理解に貢献できる

じっくり考えてみると、事実を曲げたり脚色を加えたりすることなく、自分の目的に即してこれらに重点を置いたストーリーを描くことは充分可能でしたので、全面的に書き直して出願しました。MBAの出願エッセイを練りに練っていくつも書き上げた今、このフルブライトのエッセイを見直してみると、冗長な点・言い足りない点が目立ち、恥ずかしい限りなのですが、それでも合格の結果をいただけたのは、デバリエ師匠から初期の的確なアドバイスがあったからだと思います。

奨学金としての金銭的な支援もさることながら、フルブライトの同級生たちはMBA仲間とはまた違った個性豊かな面々で、世界中からアメリカにやってくるこれらの仲間とのつながりは大きな資産になるだろうと予感しています。条件に該当する方は、ぜひ挑戦されてはいかがでしょうか。



【エッセイ】

エッセイは受験のプロセスの中で最も知恵と時間が必要な、かつ独力では苦労が更に大きかっただろうと思われる作業です。着手する出願校の順番、個別の題材選びから表現の微修正まで、全面的にデバリエ師匠に頼らせていただきました。

●デバリエ氏について

デバリエ師匠について感心するのは、カウンセラーである以前にご自身が事業家として相当のバックグラウンドをお持ちだという点です。詳しくはこのインターフェイスのサイトに紹介があるかと思いますが、何社かのグローバル企業でいわゆる経営者としてカルロス・ゴーンばりの実績を積まれ、その経験に裏打ちされた、様々な業界についての見識やリーダーシップに対する洞察はさすが、と思わせるものがあります。私は細かいところばかり気にする傾向がありましたが、彼の目線の高い指摘に感化されて、エッセイの文章だけでなく私の考えそのものが進歩するというようなことがかなり頻繁にありました。

当初は、失礼ながら「なぜこんな(派手な)経歴の持ち主が、こんな(地味な)仕事をしているのか?」と思ったりもしましたが、そんな疑問もエッセイ作成の共同作業を続けるうちに自然に解消。彼は本気で、日本から次世代のリーダーを生む手伝いをすることに情熱を傾けているのです。実際、海外ビジネススクールを出て成功している著名な経営者や企業家の中に何人も、彼の教え子がいるようです。

合格してからも随分、会って話したりメールをやり取りする機会がありますが、今後とも優れたメンターとして、またよき友人としてお付き合いいただけたらと思っています

●エッセイ作成のポイント

言うまでもないことですが、出願書類は学校に対する自分の売り込みです。「自分(の経歴・能力・人となり・将来展望)が」「出願先の学校(の強み・弱み・打ち出したい特色・欲しい学生像・他のクラスメート)にとって」「他の受験者と比べて」「どう貢献できるのか・相応しいのか」が明快に伝わる必要があり、かつ学校ごとにその評価の視点が違います。最初は空振りのドラフトも多かったのですが、デバリエ師匠の手厳しい指摘を踏まえて書き直すうち、学校が何を求めているのか大体見えてきた気がします。18年間にわたりトップスクール合格者を多数出し、今でも毎年各校を回って情報収集に努めているのは伊達ではありません。採用側の視点とか、クオリティスタンダードをとことん疑似体験させてくれるプロがいてくれたおかげで、エッセイは時間はかかりましたが悩むことはほとんどありませんでした。

しかしながら一方で、カウンセラーに書いてもらうのではなく、最後は自分が全部手直しして仕上げるのだというこだわりがないと、各設問を通じて浮かび上がってくる全体としての人物像に迫力は出ないのだろうと思います。いかに優れたカウンセラーでも出願者以上に出願者自身を知るはずはありません。採用側の視点についてはカウンセラーを信頼し、アドミッションオフィスだと思って、言いたいことは繰り返し、納得いくまでぶつけてみるべきです。



【インタビュー】

●インタビュートレーニング

TOEFL でさえ運頼みでしたので、いよいよ英語(プラス中身)が試されるインタビュー対策は最後まで手がついていませんでしたが、幸いR1のインタビューが決まり始めた時期にグループでのインタビュートレーニングが追加開催されることになり、ここで相当の基礎力がつきました。これは8人のクラスで順番にデバリエ師匠の模擬インタビューに挑み、皆が次々と撃沈される様を見て学びあうというものです。なくて七癖、人の振り見てなんとやら。合格前にMBA仲間の輪が広がるのもこのクラスの良いところです。

●相手に合わせた演出

また、一通りお決まりの質問を練習した後は、学校ごとの味付けというか、魂を入れるみたいな作業が必要になります。私の場合はMITでずいぶん工夫をしました。

今から思うと冷や汗ものですが、11月に本命のMITからインビテーションがきた
際、同じ日程で旅行を計画しており、インタビュー日程の再調整などお願いしてよいものか思案しました。デバリエ師匠からは「MITは人と違うことを考える受験者を好む。インタビューは最重要だが、と伝えたうえで、旅行も同じくらい大切だという理由を説得できるなら、賭けに出てみるのもよし」との助言をもらい、決行することにしました。

行き先はカンボジアで、10年前にインドを旅した友人とまた旅行する約束をしていたものの、なかなか休暇の都合が合わず10年越しでようやく目処がついた、という背景。デバリエ師匠に話してみると、MITのアドミッションディレクターはアジア人なので旅の思い出をsmall talkに使うと受ける、かつ、エッセイは仕事の話題が中心だったから、面接ではpersonalityで攻める材料にすべし、と力強い一押し。早速アドミに電話をし、ディレクター本人に再調整を願い出たところ、ぜひ旅には行っておいでとありがたいお言葉。結局、彼が東京での面接を終え、次の韓国での面接に向けて移動する当日に、私が成田からの帰りがけで会うことに。

旅行にスーツを持っていってまでフォーマルで望むか、そ知らぬ顔でカジュアルで行くかなど、細かいことまで師匠に聞くと、「彼にはくだらん形式は気にせんでいい」とのことで、思い切ってバックパックをしょったまま登場しました。長年ぶりの旧友との旅行はどうだったから始まり、旅行中に考えた小ネタ(日本から東南アジアへの技術移転の可能性云々)もそこそこ盛り上がり、結果はめでたく合格。師匠いわく「これはMITだから有効なのであって、例えばシカゴには絶対通用しなかった」とのこと。各校の担当者まで知り尽くしてこそできるアドバイスだと、改めて感服しました。



【最後に】

全体を振り返ってみて、自分がもう1回受験するとしたら、心がけるだろうと思うのは以下の2点です。

1)正しい水先案内人を見つける

これに尽きます。自分にとっては、全体の進行管理+エッセイ・インタビューがデバリエ師匠、GMATはB校のN先生、TOEFLはB校N先生でした。なくても受かる人は充分受かりますが、あれば時間や労力の効率がよく、心的負担もぐっと軽くなります。

2)個人戦であると同時に組織戦

これは、終盤戦、とくにインタビュートレーニングの仲間と知り合ってから気づいたことですが、表に出てこないリアルタイムな情報・往年のノウハウなどは一部受験生に偏って集まっていて、濃い情報が行き来するinner circleに入っていると判断の精度が格段に上がります。終わってから他の合格者と話してみても、例えば商社など、毎年多数がトップ校に合格しているところには土地勘・蓄積があり、出発点が違います。私の会社からは今年はたまたま多数受けたのですが、皆が遅く始め、各々で試行錯誤してしまいました。同僚でも友人でも、集まって内輪で情報レベルの底上げを図ることは有益かと思います。

幸い、良い水先案内人・友人に恵まれ、比較的苦労が少なくて済みました。むしろ受験を通じて学んだことも多かったように思います。これから受験される皆さんも、ぜひ前向きに頑張ってください。ご健闘を祈ります。





大学院留学 合格体験記
MIT SloanMBA(MITスローンMBA) Class of 2007