Pennsylvania MBA 合格体験記

留学先:ペンシルべニア (Wharton MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.042






インタ−フェイスのカウンセリング力の源は?
男性・34歳



1. 前書き–インタ−フェイスとの出会い–

私がインタ−フェイスの門を叩いた(ドアを開けた)のは、インタ−フェイスの売り物の一つであるマラソン講習(6月)に参加したときだった。インタ−フェイスはカウンセリングが売り物とは聞いていたが、果たしてNative English Speakerの人々に我々日本人のこと(繊細さ!!!)が分かるのだろうかと疑問に思っていた。そこで私はまず授業を通して自分の目でカウンセラ−の人たちを観察してみようと思ったのである。

結果的にいうと、私はインタ−フェイスでカウンセリングを受けることを決めた訳であるが、その決定要因が何であったかと問われると、なかなか具体的には申し上げられない。ただ、敢えて言うなら、講師(カウンセラ−)達が「私達は相手(Admissions Office)を良く知り、日本を良く知り、そして生徒を良く知っている。成功しない訳が無い。」と言った彼らの「自信」を授業を通じて感じさせてくれたということが、彼らに「賭けてみよう」と思わせた要因であったのかと思う。但し、これを読まれる方々は違う。私が受けたカウンセリングの成果(上記の合格校を参照)とその要因の分析(後述)を読むことができる。その意味では、読者の方々は、「賭ける」ことはない。安心してがっぷりとインタ−フェイスのカウンセラ−と対峙されることが、希望するMBAへの入学を決めるもっとも確実な「投資」であることを認識されるであろう。

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PROFLE
・合格校:Wharton, Kellogg, Michigan, Chicago, Amos Tuck
・不合格:Stanford
・勤務先:サ−ビス業 / 年数12年
・TOEFL:640 (63, 65, 64)
・GMAT :730 (Q:50, V:38)
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2. インタ−フェイスの分析

合格体験記は他の方に譲るとして、インタ−フェイスを優れた学校とならしめている理由について個人的に分析をしてみた。

1 )前提認識–点数以外の部分が更に重要になってきている–
アメリカのMBAプログラムが日本から多くの学生を採ってきていた理由は:
 A) 日本から学ぶべきことがあった。
 B) 日本の経営層、指導層にアメリカの主義・主張を信奉する人を送り込みたい。
 C) 日本が魅力的な市場であった。
といったことであろうが、現在はこれらの理由がことごとく消失している。

日本はバブルが崩壊して、学ぶ事が無くなり、MBAの企業派遣生は順送りの社内昇進で全く偉くならず、日本以外のアジアが21世紀の市場として注目されている。つまり日本人を特別視して合格させる理由(日本人枠)が全く無くなってしまっているのである。日本Passing(素通り)でアメリカの目は東南アジアと中国本土に向かっている。一方日本の企業は、グロ−バルスタンダ−ドへの対応を真剣に考え始めており、肩書きだけでない真のMBAホルダ−を社内に持つ必要性に気付いて派遣制度が復活の気配を示している。ここで需要と供給が全く乖離することになる。多数の企業派遣の日本人がMBAに入学できる時代は過ぎ去ってしまった。

また、「日本人枠」が無くなったという事で、日本人は「アジア枠」、もしくは「インタ−ナショナル枠」の中での競争に投げ込まれてしまった。但し、学校から見ると、カナダでも英国でもインタ−ナショナルなのである。学校が発表しているインタ−ナショナルの人数にはこのような英語を母国語とする人も含まれていることに注目しなくてはならない。また例え、アジアの中での競争であったにしろ、アジアにもインド、マレ −シア、香港、シンガポ−ル、フィリピン、…と英語を母国語(もしくは公用語)とする国々が多い。というよりもむしろ、英語を母国語、公用語としない国々の方が少ないくらいである。そういう人々と競争して合格を勝ち取らなくてはならないのである。

日本人はどうも点数を取りさえすれば良いという試験に慣れきっているせいか、テストばかりに気を取られて願書を始めとする「書き物」の方の重要性をあまり理解していないと思われる。決してテストが大切でないというつもりは全くない。しかし、日本人同士の争いの時は、テストの点数が高い事がイコ−ル授業について来られる事の証明であったので、学校の方もそれで日本人枠を埋めれば良かった。しかし、日本という事自体に魅力が無くなって、さらに英語を母国語とする人たちとの争いに投げ込まれた時、また、テストの点数がインフレを起こしている昨今、「書き物」の重要性は非常に高まったと言えるであろう。これがインタ−フェイスの役割がますます大きくなっている背景である。

弁護士や医者のように明確な資格など無いカウンセリングの世界では、誰でもがプロのカウンセラ−を自認する事ができるが、そのカウンセリングに多大な投資を行う我々受験生は、注意深くその力量を見定めることが必要となってくる。一体どのようなカウンセリングが本当に「プロ」と称する事ができるのか?ここでは、インタ−フェイスの「カウンセリング」を真のプロ足らしめている理由を「バックグラウンド」「ポリシ−」「プライド」「システム」という4つの観点から述べる。

A ) 「バックグラウンド」

インタ−フェイスのカウンセラ−はいずれも、日本での居住経験が長く、カウンセリング歴も長く、そして全員がMBAかそれ以上の学位を持っている。このことから何が言えるかというと、「日本及び日本人を良く知り」、「日本人の犯す過ちを良く知り」、そして「相手(大学)を良く知っている」ということである。私が冒頭に述べた、「日本人を理解できないのではないか」という危惧はカウンセリングを受ける中で一掃された。我々の「意識構造」は、いくら言葉を費やしても、所詮ペ−パ−だけでは理解してもらえるものではない。彼らは、その我々のもどかしさを理解した上で、何をどう言えば「相手」に伝わるかを非常に良く知っている。日本人カウンセラ−と米人のグラマ−チェッカ−の組み合わせでは、こうは物事は進まない。インタ−フェイスのカウンセラ−は、翻訳者でもグラマ− チェッカ−でもなく、日米の文化の違いを理解し、それを阜サするノウハウを兼ね備えた「真のカウンセラ−」としての「バックグラウンド」を持っている。彼らはこう言う、「私が日本の大学に入ろうとするなら、迷う事無く、日本人で英語ができ、かつ日本の優秀な大学を卒業したカウンセラ−につくであろう」と。

B ) 「ポリシ−」

私は、自分のカウンセリングを通じて、インタ−フェイスのカウンセリングを貫く「信念=ポリシ−」というものを幾つか感じ取った。そのひとつは「使命感=日本人を世界に送り出す事での社会への貢献」と呼べるものである。

日米の文化(特にビジネス文化)の違いを認識している彼らは、カウンセリングの途中で、我々の未熟な考え方(決して「英語」にではない)に多くの苦言を呈する。私が理解するに、それは決して日本に対する蔑みだとか侮辱を意図しているわけではない。彼らは、日本の有意の若者を真に世界に役立つ人間として巣立たせる為に、敢えて苦言を呈しているのである。彼らは、優秀な日本人をMBAに多く送る事で、社会に貢献していこうと考えているのである。この裏にあるのは、日本の文化、社会、哲学に対する愛情、尊敬であると私は見ている。彼らは日本のコンビニエンスストアのサ−ビスの優秀性に驚き、トヨタのプリウスの先進性・社会性に驚愕している。「このような事のできる日本人はもっと世界で貢献できるはずである。彼らを送り出さなくてはならない。」という「使命感」が彼らのベ−スにあると私は見ている。

C ) 「プライド」

ややもすると、我々日本人は「書き物」のカウンセリングを受けることが「非論理的」なことのように思いがちであるが、彼らカウンセラ−は逆に大きな「プライド」を持っている。MBAのランキングなどを見ると「就職先」や、「就職初任給」がその評価の基準として大きな位置づけを占める事が分かるが、大学サイドはその為、Placement Officeなるものを設けて、学生が少しでも良い就職先を得る手助けをしている。それはインタビュ−トレ−ニングから、レジュメの添削にいたるまで多岐にわたっている。「カウンセリングとはそれと全く同じことである」とインタ−フェイスのカウンセラ−はプライドを持って語る。このようなプライドを持ったカウンセラ−とそうでないカウンセラ−の仕事の違いは歴然であろう。プライドを持たないカウンセラ−に対し、我々受験生は高度な要求を行う事はできない。なぜなら彼らは我々の持つ「非理論観」を逃げ道として持っているからである。

「日々の鍛練」

彼らと話をしていて感じる事は、彼らは「プロフェッショナル」として、「日々の鍛練」を着実に行っている事である。インタ−フェイスほどの合格実績を誇る所であれば、慢心が出てきそうなものであるが、彼らはそのカウンセリングの「クオリティの維持」が最も重要な事の一つであることを認識している。彼らは「Business Week」「Time」他様々な情報に確実に目を通し、重要なものであれば(環境問題、権利問題など)それを生徒に対して読むことを勧める。

また、これはインタ−フェイスならではと思う点として、彼らが様々な大学の「Admissions Office」とよくコンタクトを取っているという事がある。このことを通じて、各大学の募集傾向を知るだけでなく、日本人に対する見方(評価)についても「相手」の目線を維持し続けることができる。このような「日々の鍛練」をベ−スにして、我々の「書き物」は「時代性」を持つように、そして「相手」の「認識」にかなうように修正されていくのである(注:「コンタクト」とは日本人が考える「裏」のつながりではない。インタ−フェイスのHPのインタビュ− を見れば分かるだろうが、カウンセラ−達は正面から堂々と「相手」とコンタクトを取っている。)

「職人性=美意識」

エッセイを含めたアプリケ−ションを1校分仕上げた段階で、驚く事がある。それは、インタ−フェイスのカウンセリングが、そこで終わらないという事だ。カウンセラ−は、印刷に使う紙、様々な提出物をくくるクリップやホルダ−、さらには郵送する際の封筒や切手に至るまで、細やかなアドバイスをしてくれる。カウンセラ−はこう言う。「ビジネススク−ルへのアプリケ−ションは、ビジネスにおける提案書、つまりマ−ケティングツ−ルに相当する。中身が大事なことは言うまでもないが、徹頭徹尾心証がよくなければならない。」と。

我々日本人は、ややもすると欧米人は「大雑把」という印象を持つが、少なくともインタ−フェイスのカウンセラ−達は我々以上の「美意識」を持っている。彼らは「姿勢」「コンテンツ」という部分で「プロ」というだけでなく、「技術」という意味でも「プロ」である。そのこだわりは「職人的」と表する事ができるであろう。

「使命感」と「プライド」が「日々の鍛練」と「職人性」を必然的に要求している、と私は理解している。このようなインタ−フェイスだからこそ我々は、安心して目標に向かって邁進できるのである。

d ) 「システム」

インタ−フェイスのカウンセリングを「プロフェッショナルなもの足らしめている、具体的な「システム」についてここでは述べたい。

インタ−フェイスの「システム」に底流にあるのは「クライアント志向」である。決して彼らの事情に合わせるのではなく、我々生徒を「クライアント=顧客」として見て、生徒の事情に最大限合わせるということである。何を当たり前のことをと思われるかも知れないが、これに基づいて出来上がっている実際の「システム」は我々生徒にとって非常に有効に機能している。

まず、カウンセリングは固定制である。そして週1回2時間のカウンセリング時間が確保される。その結果として、インタ−フェイスでは一定の人数しか生徒として受け入れない。カウンセラ−達がカウンセリングに割ける時間は一定であり、インタ−フェイスではそれ以上の生徒を募集しない、と言うよりも物理的に受け入れられない。このことで、カウンセラ−はオ−バ−ロ−ドにならず、生徒としては一定のクオリティのカウンセリングが保証される。

次に、1回のカウンセリングは2時間と非常に長い。インタ−フェイスのカウンセラ−は「クライアント=生徒」とともに考え、共に悩む。その為カウンセリングに使う時間は30分や1時間ではとても足りない。生徒も2時間のカウンセリングに耐えうる準備を1週間で行ってくるので、1回のカウンセリングは非常に中身の濃いものとなる。インタ−フェイスのカウンセリングは個別の生徒に合わせた、オリジナルなものとなる。

更に、電子メ−ルやFAXと電話を使用することで、生徒はインタ−フェイスに実際に行かなくてもカウンセリングを受ける事が可能である。実際インタ−フェイスでは地方及び海外の生徒もカウンセリングを受けている。彼らに対しても固定のカウンセラ−とカウンセリング時間は割り当てられる。

また、これは日本人アドバイザ−及びスタッフの役割が大きいが、インタ−フェイスは必須情報の提供システムが優れている。インタ−フェイスでは、各校の最新の入学案内書類をいち早く入手し、エッセイの課題分析、インタビュ−の時期及び提出書類の種類、大学サイドへの連絡方法などをリスト化して生徒に素早く提供している。このリスト化された情報は、様々なことに追われている生徒にとっては非常に役に立っている。また、刻々と変わるインタビュ−実施の情報やカウンセラ−達からのメッセ−ジなども「インタ−フェイスニュ−ス」という形で随時送られてくる。

出願戦略についても、生徒本人の事情、意向を踏まえた上で、日本人アドバイザ−、カウンセラ−ともに、経験と最新情報に基づいて、的確なプランを提案してくれる。それは単にどこの学校へ出すかを決めるというものではなく、願書の受付締切日程、テストの点数、各校間でのエッセイの再利用の可否、インタビュ−の日程、滑り止め対策など様々な要素を入れ込んで考えられる。カウンセラ−としての適切な「バックグラウンド」、「プロ」としての「ポリシ−」、そしてこのような高品質を保証する「システム」、この3つの要素によってインタ−フェイスはプロフェッショナルカウンセリング」を提供している。逆に言えば、今後のMBA受験生はこのような評価基準で自分がカウンセリングを受ける場所を決めるべきではないだろうか?答えは自ずと決まってくると思われる。



3. 将来のインタ−フェイサ−に向けて

以上述べてきた所を読まれた方々は、インタ−フェイスの門を叩く事が「賭け」ではなく、確実な「投資」であることを理解して頂けたと思う。但し、「投資」はあくまでも「投資」である。黙っていてどうにかなる訳など無い(そういった生徒はインタ−フェイスから逆にお引き取り願うと言われる事になると思うが)。そこで、将来のインタ−フェイサ− に私からできるアドバイスを少々述べたいと思う。

まず、インタ−フェイスのカウンセラ−を「信じる」事である。自分を表現する、自分をアピ−ルする「書き物」が一朝一夕に出来上がる事などありえない。私も最初のエッセイが仕上がるまでに1か月半(12時間)のカウンセリングを要した(自分の思考時間、作成時間を含まず)。自分を見つめ直し、カウンセラ−に自分のことを理解してもらい、カウンセラ−とともに悩む。カウンセリングとはそんなことの繰り返しであるが、それには当然のことながら時間がかかる。一方で、試験も同時にこなしていかなくてはならない。気ばかりが焦る。だからこそ「信じる」しかないのである。カウンセラ−は何年にもわたって、多くの生徒を持った経験があるのだから彼らのペ−スを信じ、それに合わせるのがベストなのである。

次に「自分に真摯に立ち向かう」事である。エッセイを説得力ある物にするには、そして魅力的なものとしていくには、自分を如何に掘り下げていくか、自分のキャリアゴ−ルを如何に明確なものとしていくかしかない。その為には、自分を真摯に分析していく態度が重要である。その作業無しにはどこのMBAへの合格もおぼつかないと思う。

最後に、インタ−フェイスのカウンセリングを受ける際に最も重要なのは、「自分を持つ」事であると私は思う。如何に日本を分かっていても、如何に日本人と多く接してきていても、インタ−フェイスのカウンセリングはやはり異文化との交流、もっと言えば異文化とのネゴシエ−ションである。彼らカウンセラ−に対して、自分の意志を伝えるのに臆してはいけない。彼らのプロであるから様々な意見を言うが、自分がそれに納得しないならば、あくまでも理解し合えるまで論議を尽くすべきである。「日経ビジネス」に出ていた記事からの孫引きで恐縮だが、ある医者が患者から病状の事について聞かれて「素人が・・・」と言われた際に、「私は素人だが、当事者だ。」と言い返したらしい。まさにこの言葉が的を得ている。インタ−フェイスのカウンセラ−も同じ意識であろう。自分を他の受験生と差異化していく為にも、「自分を持つ」事は非常に重要である。



4. 最後に

出国間際に書いた為に、非常に稚拙かつ推考されていない文章となったのが恥ずかしいが、拙文を読んで頂いたMBAを目指す人が一人でもインタ−フェイスを選ばれれば幸いである。私は決してインタ−フェイスの回し者ではない。一人でも多くの日本人の方が海外に出られることで、日本という国が真に世界に貢献する立場になっていくことを切に願っている私としては、後進の方々に有益な情報を与えたいと思っているだけである。






注) 蛇足ではあるが、「MBA」「アメリカ」という事ばかりを書いたが、それは私がアメリカのMBA合格のためのカウンセリングを受けたからであって、インタ −フェイスの合格実績とその背景を知れば、その他の学位、アメリカ以外の学校入学へのカウンセリングも素晴らしいことはたやすく類推できることは言うまでもない。





大学院留学 合格体験記
Pennsylvania WhartonMBA(ウォートンMBA) Class of 2000