Pennsylvania MBA Lauder 合格体験記

留学先:ペンシルべニア (Wharton MBA / Lauder)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA / Lauder合格体験記 No.088






W/E: 7年(関西系都銀S)
海外経験: 1年(中国)
GMAT: 730 (V=38 / M=50 / AWA=5.5)
TOEFL: 633 (62 / 66 / 62)
他合格校: MIT、Chicago、Michigan



[ はじめに ]

私費受験生の私が、仕事を続けながら複数のトップMBAプログラムに合格することができたのは、一年超に亘る 準備期間を通じて質の高いサービスを提供してくれたインターフェイスの力によるところが極めて大きい。

時として「ちょっと無理かな?」と思うような私の要求にも辛抱強く対応してくださったカウンセラーとインターフェイスのスタッフの方々への感謝の気持ちを込め、またこれからインターフェイスにてMBAプログラム受験を目指される皆様にとり私の経験が何らかのご参考となることを願いつつ、受験準備につき述べさせていただきたい。

さて、会社派遣であれ私費であれ母国語でない学校の大学院を受験するということは大変なチャレンジである。限られた時間とエネルギーを効果的に配分し、以下の要素全てを一応満足のゆくレベルで揃えるためには、相当の精神力と努力を要するし、各段階で的確な指針を与えてくれるカウンセラーの存在が不可欠である。

* 資金調達
* GMAT
* TOEFL
* エッセイ
* 仕事

勿論時間をかけて試行錯誤をすれば自力でも同様の結果は得られるであろうが、多くの受験生の方にそんな時間はないであろうし、多少のコストで解決できるのであれば安いものであろう。何はともあれ、受験準備を早期に開始されることをお勧めしたい。因みに私が最初に五反田のインターフェイスの門を叩いたのは、まだ薄ら寒い 2月のことであった。

以下、上記の各要素に対する私の取り組み方につき述べることとするが、どのような取り組み方をされるかは、各人のバックグラウンドや置かれた状況によって大きく異なるのは当然であろうし、最終的にはカウンセラーを含む色々な方の体験やアドバイスに基づき自分自身のやり方を創出されることをお勧めする。私のやり方を真似たからといって成功するとは限らないし、ここまでやらないで楽々と成功される方も多くおられると思う。あくまで一例とお考えいただきたい。

1. 資金調達

多くはダウンタウンに存在するトップMBAプログラムに2年間通うのは大変にお金がかかる。各校のブローシャーに掲載されている標準的なコストから(board & housingを含めた)2年間の総コストを試算すると、家族の有無にもよるものの、大体100〜150千ドルはかかる。2年間の収入や昇進等の機会費用はさておいたとしても、私費でのMBA留学を目指す場合、まず考慮すべき要素はこの資金をどう調達するか、という点であろう。多くの場合、自己資金・親族からの援助等で不足する分を、奨学金およびローンによって賄っているようである。

1) 奨学金

MBAプログラムの学生を援助する奨学金は複数存在する。代表的なものはフルブライト、伊藤記念財団、平和中島財団、ロータリー等であるが、ほかにもGMATのスコア(700点以上?)によっては、合格者の平均GMATを上げたがっているランキング20位以下のプログラム等から、学費半額免除等をオファーされることがある。

2) ローン

トップ10の常連校の学生に対しては、シティバンク、HSBC、ABNアムロ等が、保証人なしで学費と生活費のほぼ全てをカバーするローンを提供している。ランキングが全てではないのは言うまでもないことでるが、ランキングを多くの人が気にしているのもまた事実であり、このあたりにも効いてくるようである。

2. GMAT

よく言われることであるが、高いGMATスコアは合格の十分条件ではない。個人的にも、ゲーム的な色合いが強いものだと思うし、決して頭の良さを測るものではない。合格した後でGMATの点数を云々する人はいないし、就職活動の履歴書に「GMAT○○点です!」なんて書いたら笑われるだけである。

しかしながら、上位プログラムに合格する確立を高めるためには、是非とも700点を確保しておきたい、というのがこの業界の現実でもあるので、我慢強く取り組んでいただきたい。現在既に600点程度を出しておられる方であれば、ちょっとした弾みで700点は出るものだというのが個人的な印象である。私自身のスコアも、590→ 610→640→640→660→スコアキャンセル→730と大きく変動した。

GMATのために私がやったことは主には以下の4つであるが、どれが決め手であった、とは言えず、全てが少しずつ効果を持ったように思われる。

1) ETSのOfficial Guide
2) 渋谷の予備校PのGMATコースとAWAコース
3) インターフェイスのGMATコース
4) ETSのPower Prep(CD-ROM)

全体的には、まず1)を自分でひと通りやった後、2)で2/3スプリットやスクラッチペーパーの使い方等のテクニックを覚え、全体のスコアを640点まで持っていったものの、その後伸び悩み、3)をきっかけにvocabulary buildingの重要性を再認識し、しばらく真面目にvocabularyをやった後、4)の同じ問題を何度もやって「700点が出る時間配分とリズム」というのを体で覚えた後、ついに本番で730点を出した、という感じである。

とにかく時間の足りないテストであり、時間配分のためにはいろいろと自分なりに工夫した。人に話すと笑われるが、鉛筆を置いたり持ったりする時間を節約するために、マウスを左手で使えるようにしたり、 AWAのテンプレートを思い出す時間を節約するために、始まる前の練習時間を長々と使いながら、家で暗記してきたテンプレートをスクラッチペーパーに書き写したり、と多様な策を弄した。個々人のやりかたを工夫されたい。

3. TOEFL

こちらもGMAT同様合格の助ェ条件ではないが、足切りを喰わないために、PBTならば620点、CBTならば270点程度は出しておきたい。私はETSのBulletin で販売している問題を全て購入して独学していたものの、もうひとつスコアが伸びず、インターフェイスのTOEFLコースに参加した。

ここでvocabulary buildingの重要性と、dictationを中心とした聞き取りセクションの練習方法をご教示いただき、2ヶ月ほど自分で勉強した後受験してみると、思いがけず満足行く点数が取れて驚いた次第である。他に、講師のアドバイスに従い、読むスピードを上げるために、会社の行き帰りの電車で Business WeekやTIME を読むように努め、会社の昼休みにはPCでWall Street Journalのサイトをチェックするなどした。

4. エッセイ

この点はインターフェイスが業界で最も競争力を持つ分野であり、値段は少々高いが、高いなりのvaluableなカウンセリングサービスを受けることができた、というのが全体的な感想である。

タイミング的には、GMATが640を超えてきた8月下旬からエッセイカウンセリングを開始したが、結局11月の第1 ラウンドで出願できたのは2校で、その後年内にもう1校、残りの4校は1月に出願することとなってしまった。1 月下旬には結果のわかる第1ラウンドで3〜4校に出願するためには、7月下旬から開始するくらいのペースが理想的であると思う。

実際、インターフェイスのカウンセリングサービスは秀逸である。レジメ作成から各学校のエッセイ作成に至る まで一貫して1人のカウンセラーが担当するため、カウンセラーの記憶とPCのハードディスクの中に、だんだんと各受験生に関する情報とストーリーが蓄積され、思ってもみなかったところでエッセイの中に挿入することをアドバイスされたりする。

またカウンセラーはいずれも米国人やカナダ人であり且つ実際にMBAやMA、Ph. Dを保有、また日本のビジネス慣習にも造詣の深い方であるため、仕事上のストーリーをすぐに理解してくれるし、同じ事実をpresentするにしても、どうすればアドミッションによりアピールするかを的確に見極めてくれる。私が気にも留めていなかったストーリーが、米国人にとっては非常にcatchyなものであると分かるなど、新たな発見が何度もあった。

なお、平日の昼間に会社を抜けてカウンセリングに行くことが出来ない私費の方は、限られた土日のスロットを確保するためにも、早めに申し込みされることをお勧めする。

5. 仕事

仕事を続けながら、かつ場合によっては上司に内緒で、受験の準備をすることは、さまざまな気遣いを伴うが、他の国の受験生はみな同様の状況であり、両立は可能である。逆にこの時期に仕事を辞めて受験に専念する、という考え方もあろうが、浪人という習慣のない欧米の企業で働く可能性が高い中で、履歴書の上に毎回説明を求められる「1年間のギャップ」が生じることになるし、両立した人に比べてタイムマネジメントの面で劣ると判断されてしまう懸念がある、という観点から、個人的にはあまりお勧めしない。

[ 結び ]

実はフィラデルフィアへ向かう機内でこのコメントを書いているが、今更ながらに帰国子女でもない自分がよくも合格したものだ、という感慨を新たにしているところである。改めてインターフェイス、そして 準備期間中支えてくれた家族へ感謝すると共に、これから受験を目指される皆さんのご成功をお祈りしたい。





大学院留学 合格体験記
Pennsylvania WhartonMBA/Lauder(ウォートンMBA / Lauder Program) Class of 2002