Virginia MBA 合格体験記

留学先:バージニア合格体験記 (Darden MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.099






はじめに

初めてインターフェイスの門を叩いてから、早、一年が経ってしまいました。この一年間は私の今までの人生の中で最も緊張感があり、あらゆる意味で自分の能力が問われた一年間でした。そしてビジネス・スクールへの合格を手にした今、インターフェイスに感謝の意を示すとともに、この経験をこれからビジネス・スクールに挑戦する方々とシェアすべく筆を取りました。

テスト対策

TOEFL及びGMATにおける高得点は、決して合格を保証するものではありません。実際、700点以上のGMATスコアを持っているのにも拘らず、志望校への合格を勝ち取れなかった例は枚挙にいとまがありません。しかしながら、高い点数を持つのに越したことはありませんし、まだ各ビジネス・スクールの該当年度のエッセイの設問すら決まっていない時期にあれこれエッセイについて思い悩むのも時間の無駄です。7〜8月頃まではテスト対策に集中しましょう。

インターフェイスではGMATのゴールデンウィーク集中コースを取りました。これはTOEFLにも言えることかも知れませんが、GMATで高得点を獲得する為には、集中して勉強し、基本パターンの問題に関しては、「反射神経で解答する」ぐらいまで、GMATにどっぷり漬かった状態で試験に臨む必要があります。企業派遣等で、通常業務から解放されている方ならいざ知らず、日常の仕事に追われて、なかなかまとめて勉強する時間が作れない人には、ゴールデンウィーク、もしくは夏のお盆の集中コースを受講することを強くお勧めします。そして、受講後すぐに試験を受けて下さい。時間を開けてしまうと、せっかくGMAT一色になった頭の中が、元に戻ってしまいます。

もう一つインターフェイスの試験対策コースが優れているのが、全て、ネイティブ・スピーカーが英語により授業するという点です。英語圏で幼少の時から生活した経験のある方を除いて、私を含め、日本で英語教育を受けた者はえてして英語を無意識のうちに日本語に直して解釈しがちです。しかし、絶対的に時間が不足しているGMATにおいて、この癖は時間を浪費し、致命傷となります。英語を英語として理解する訓練としても、私にとって昨年のインターフェイスにおけるゴールデンウィーク集中コースは非常に有意義なものでした。

エッセイ開始

エッセイの準備は出来れば7月から、遅くとも9月には開始しましょう。私は7月の終わりから開始しましたが、カウンセラーとアイデアを相談し、エッセイを出願する各学校にあわせて仕上げていくには、当初考えていた以上の時間がかかりました。結局15校分のエッセイを仕上げ、14校出願しましたが、時間的な余裕はさほどありませんでした。何事も早め、早めのスタートが肝心です。

良いエッセイを書くには、独創的なアイデアだけでなく、読み手の共感を得られるような題材を取り入れることが肝要です。どんなに良い題材でも、読み手が共通認識を持たないものであれば、題材の背景の説明に字数を費やす羽目になり、良いエッセイには成り得ません。私は、「BusinessWeek」、「Financial Time」誌を購読し、西洋人がどのように世界経済を捉えているのか、何が今話題のトピックなのか、我が国日本をどのような視点で見ているのか、を常に理解しようと心がけました。実際、この2つから多くの題材を得ることが出来ました。

私を担当したカウンセラーは最高のカウンセラーでした。先生は創造的なアイデア模索に大きな刺激を与えてくれただけでなく、私が提案したエッセイのアイデアが不適当と判断した時は、なぜそれが不適当なのかを私に分かるように説明してくれました。ビジネス・スクールへの受験という長丁場においては、結果やプロセスに対する不安にさいなまれる時が必ず一度は訪れます。そういった時、このアカウンタビリティの高さは、冷静さを保ち、そして「今なさなければならない事に集中する。」のに非常に有効でした。また、詳しくはインタビュー対策のところで述べますが、インターフェイス所属の全カウンセラーに指導してもらった経験から、インターフェイスのカウンセラーは全員、高いアカウンタビリティを持った先生だと、私は自信を持って言えます。

インタビュー・トレーニング

ビジネス・スクールの受験において大切なことは時間配分だと思います。「割り切り」と言っても差し支えないでしょう。もちろん時間が十二分にあって、受験準備だけに集中出来る環境にいる人は別ですが、その他の方にとってはやはりこれが一番重要でしょう。私は9月に「これ以上時間と労力をテスト対策にかけても、せいぜいGMATで+10〜+20、TOEFLで+5が関の山だろう。」「投資に見合ったリターンは得られない。」と判断し、テスト対策は終了させ、インタビュー・トレーニングを集中的に行うことにしました。

インタビューは単なる会話ではありません。日本語を母国語とするもの全員が、日本語で行われる就職等の面接の達人である訳がないのと同様、どんなに英会話が上手でも、自分を効果的にアピールする術を身に付けていなければ、インタビューで得点を稼ぐことは出来ません。インターフェイスの面接で私はこれらの技術の多くを身に付けることが出来ました。また、不幸にも私のように「海外で生活したことがない。」、「日常、英語を使うことは皆無だ。」という人には、十分すぎるくらいの量のトレーニングを受けることを強く勧めます。やはり、英語は日常使ってないとどうしても、すぐに錆付きます。私の場合は、極端な話、2日英語を使わないといざ英語で話はじめても、頭の中が英語になるまで(英語で考えて英語で答える)30分ぐらいかかることが分かったので、インタビュー直前には必ずインタビュー・トレーニングを受講しました。そのおかげで、極自然な形で入学審査オフィスの担当者との面接に入ることが出来ました。私は、心配性で、インターフェイスのカウンセラー全員からインタビュー・トレーニングを受けましたが、全員がアカウンタビリティが高く、こちらの不安を和らげてくれる高い能力を持った先生でした。

テスト対策を早々に切り上げて、インタビュー、エッセイに集中したことは非常に良い判断でした。多くの日本人受験者がテストでの高得点ばかりを狙っている現状において、高得点で「Make Difference.」することは極めて困難です。(GMATで780〜800、TOEFLで満点なら別ですが・・)その点、インタビューは本番の直前で申し訳程度に練習する人が大半であることから、少しの努力で大きな違いを作ることが可能です。是非、他の受験生が動く前に、早めにインタビューの準備を開始して、優位な立場でインタビューをクリアして下さい。

インターフェイスのカウンセラー

私のこの一年間を振り返ってみると、なんと言っても一番大きな力になってくれたのはインターフェイスのエッセイ・カウンセラーでした。私費留学を目指し、会社には内緒で受験準備を進めていた私に対し、ひょんな事から私の計画に感づいた職場の偏狭な先輩が横槍を入れ、私は部長、会社の人事部に計画を話さざる得ない立場に追い込まれました。過去に同じような事態に追い込まれ、結局退職させられた人もいると聞いていたので、私は途方に暮れてしまいました。万事休すと思われた時に、救いの手を差し伸べてくれたのが私の担当カウンセラーでした。「君のキャリア、英語力なら、すぐにでも別の職場を紹介出来る。心配しなくてもいい。」との言葉にどれだけ勇気付けられたか分かりません。結局、会社からは2年の休業処置を勝ち取ることが出来、彼の助けを借りる事態にはなりませんでしたが、あの言葉がなければ、もしかしたら途中で挫折していたかも知れません。彼には、感謝しても感謝し尽くせないほど感謝しています。

最後に

近年、世界的にビジネス・スクールへの入学希望者が増え、競争は非常に厳しいものとなっています。しかしながら、常に効果的な時間配分を心がけ、不安に支配されずに「今やるべきこと」に集中しさえすれば、必ずや成功を勝ち取れるとおもいます。私の経験がこれから受験に挑戦する方々のお役に立てれば、本当に幸いです。それでは、頑張ってください。

“No matter how difficult or challenging or even at times scary the situation you may be, stay focused on two or three things and work like a beaver !! “





大学院留学 合格体験記
Virginia DardenMBA(ダーデンMBA) Class of 2003